ご無沙汰しております、常夏です。
年末年始で映画はたくさん観ていたのですが、なかなかブログを更新する時間を取れず約1カ月ぶりの更新となってしまいました。
早速ですが、本日紹介するのはこちら、
永遠の僕たち
作品情報
公開年 2011年
監督 ガス・ヴァン・サント
主演 ヘンリー・ホッパー ミア・ワシコウスカ
他出演者 加瀬亮
本作のためにベリーショートに髪を切ったというミア・ワシコウスカの美しさと、主演ではありませんが特攻隊として亡くなった日本人兵士役として出演している加瀬亮さんのカッコ良さが個人的にはツボで、目に優しい映画です(笑)
予告編
画像から予告編をご覧になれます
あらすじ
交通事故で両親を亡くし臨死体験をした少年イーノックは、それ以来、自分だけに見える死の世界から来た青年ヒロシを話し相手に生きてきた。そんなある日、イーノックは難病で余命3カ月を宣告された少女アナベルと出会い、ヒロシが見守る中、残された時間を過ごす2人は輝きを取り戻していくが……。
見どころ
本作品、あらすじ自体は余命を宣告された少女とそれと葛藤する男の子という、割とよくある設定のようですが、いわいるお涙頂戴の映画とは一味違います。
イーノックとアナベルが出会うのは、ある少年の告別式。
しかし、その少年のことは二人とも知らず、告別式巡りをしている中で出会うのです。
臨死体験の経験・余命宣告により死を身近に感じているせいなのか、二人は不思議と惹かれ合い、すぐに恋人同士となります。
恋人となった以上、アナベルの余命と向き合う必要があるのですが、重く苦しい余命までの時間ではなく、二人は残された時間を楽しむように、一緒の時間を過ごしていきます。
もう一つ、オススメしておきたいのはイーノック・アナベルの衣装が終始お洒落で可愛いのです。
二人とも華美ではなく落ち着いた印象の服を着つつも、個性が有り素敵な装いをしています。
衣装デザインはダニー・グリッカーで、同監督の作品、MILKでも衣装デザインを担当されているみたいですので、本作で衣装が気になった方は、デザイナー繋がりでそちらをご覧になるのも楽しいかと思います。
テーマとしては重たいイメージを持ってしまいますが、アナベルの性格に引っ張られるように作品全体は明るく、鑑賞後もほっこりした気分になれます。
ぜひ、ご覧ください。